ピッコラーレが運営する妊娠葛藤相談窓口「にんしんSOS東京」には、ときどき”中絶後”の方からのご相談も寄せられます。
「どこに相談したらいいかわからなくて」「ここでいいのかわからないけれど」「どこにも言える場所がなくて」相談の多くはこんな言葉からはじまります。
妊娠が終わった状態である「中絶後」もなお続く苦しみ。私たちは、声を寄せてくださった相談者の方のうしろには、もっと多くの方が、中絶後の苦しみを誰にも言えずに抱えているのではないかと考え、2020年に中絶後に特化した相談窓口「PUPU」を立ち上げました。
大々的に窓口の広報をしていないにもかかわらず、昨年度までの5年間で400件を超えるご相談が寄せられ、相談数は年々増加傾向にあります。
中絶は、SRHR(性と生殖に関する健康と権利)を保障する大切な手段の一つでありながら、いまだ根強いスティグマの中にあります。
PUPUにたどりついた相談者の方が、なぜ、何に傷ついているのか、その背景には社会のどのような課題があるのか、実際の相談窓口の様子から考えてみたいと思います。
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<中絶後の相談窓口「PUPU」から見えること> ※お申し込み受付中!
申 込:こちらのPeatixページよりお申し込みください
日 時:①2025年11月29日(土)13:00~14:30
②2026年3月8日(日)10:00~11:30
対 象:どなたでも
特に、妊娠葛藤相談窓口、女性支援、医療、心理、教育などに関わる専門職の方や、中絶後のケアに関心がある方など
~こんな方におススメ~
*中絶後のケアに関心がある
*中絶を経験した女性のこころについて学びたい
*中絶を取り巻く社会の現状を知りたい
会 場:ZOOM(オンライン開催)
※資料を提示しながらの研修になりますので、PC画面等での受講を推奨します。
参加費:3,850円(税込)
定 員:30名
申込〆切:①11月24日(祝)23:59まで ②3月3日(火)23:59まで
内容:講師は中絶後の相談窓口「PUPU」の立ち上げに携わった相談支援員が務めます!
・中絶後の相談窓口「PUPU」について
・中絶がもたらす痛み ~相談者は何に傷ついているのか~
・中絶にかかわるということ ~「中絶の当事者」の葛藤~
※プログラムの内容・時程は若干の変更が生じる場合があります。