認定NPO法人ピッコラーレは、子育て世代や子どもに関わる支援者向けのオンライン講座「子どもの性にまつわるSOSってどんなこと?~キャッチするために大切なこととは~」を開催します!
お申し込みはPeatixページで受け付けています。Peatixページはこちら。 |
ピッコラーレは、妊娠中誰にも繋がらないまま妊娠の困りごとを抱え、その結果病院以外の場所で出産にいたってしまう孤立出産や、乳児虐待死を無くしたいとの思いで、「にんしん」にまつわる全ての「困った」「どうしよう」に寄り添う支援として、妊娠葛藤相談窓口「にんしんSOS東京」や若年妊婦のための居場所「ぴさら」、出張「ピコの保健室」などの活動を行っています。
これら現場での活動で、日々子どもたちの性に関するSOSを耳にしている私たちだからこそ、皆さんにお伝えできることがあると考え、今回この講座を企画しました。
この講座では、「性にまつわるSOS」の事例を紹介するとともに、「普段のあり方やコミュニケーションを大切にした性への関わり方」についてお伝えします。
中高生の保護者の方や若者支援に携わっている方などにご参加いただきたいのはもちろん、小学生や未就学児など小さいお子さんと関わる方や保護者の方にもぜひ聴いていただきたい内容となっています。
子どもたちのSOSをキャッチするために、まずは大人が普段から性にまつわる話題への抵抗をなくして関心を持ってみませんか?
《こんな方におすすめ》
・子どもたちが性について、どんな悩みや困りごとを抱えているのか知りたい方
・子どもたちとおうちでどのように性の話をすればよいか、どのように関わったらよいか知りたい方
・子ども・若者支援をしている方、養護教諭・教職員など学校・教育関係者、そして保健師・助産師・看護師などの医療関係者など、仕事などで子どもと関わることがある方
・性について子どもとどのようにコミュニケーションをとればいいかわからない方
・ピッコラーレが取り組む課題や妊娠出産をとりまく現状についてもっと知りたい方
《講座実施の背景》
ピッコラーレが運営する「にんしんSOS東京」は、にんしんにまつわる全ての困った、どうしように寄り添う相談窓口です。2015年に窓口を開設して以来、365日年中無休で運営を継続しており、10代〜20代の若者を中心に全国から12,000人を超える相談者と、60,000件を超えるやりとりを重ねてきました。
また、2021年に開始した出張「ピコの保健室」は、性に関すること、からだや心、家族や友だちのことなどなんでも安心して話せる保健室を、中高生を中心とした10代の若者たちの居場所に出向くアウトリーチ形式で、これまでに100回以上開催しています。
「にんしんSOS東京」や「ピコの保健室」などに相談に来る子どもたちは、どんなことで悩んでいるのか?そのような悩みの背景にあるものは何か?ー現場の実際の声をお伝えしながら、自分の子どもや自分が関わっている子どもがそのような悩みを抱えたときに(あるいは、悩みを抱える前から)どのように関わるとよいのか、参加者の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
この講座を実施することで、「一方的に教える性教育」ではなく、「普段のあり方やコミュニケーションを大切にした性への関わり」が広がっていくことを願っています。
《講座の概要》
日時:2024年11月28日(木)20:00~21:30
会 場:オンライン(ZOOM)開催 ※アーカイブ配信あり
定 員:50名(お申し込みは先着順となります)
参加費:2,500円(税込)
主 催:認定NPO法人ピッコラーレ
申 込:こちらのPeatixサイトよりお手続きください
講 師:大庭美代子(にんしんSOS東京相談支援員/助産師)
*講師プロフィール*
大庭美代子
熊本大学教育学部および熊本大学医学部保健学科卒。助産師、保健師、看護師、思春期保健相談士、小学校教諭一種、幼稚園教諭二種。認定NPO法人ピッコラーレ非常勤職員として相談支援業務や保健室業務に携わる。他に、クリニックでの育児相談業務や育児講座・性教育講演会などの講演多数。任意団体”あゆみYELL”代表として、乳幼児から子育て世代、10代の居場所作りにも取り組んでいる。