2023年11月28日、緊急避妊薬の薬局での入手を実現する市民プロジェクトが「緊急避妊薬OTC化の試験的運用の周知、及び迅速かつ全面的なOTC化実現を求める要望書」を厚生労働省に提出、記者会見を開催しました。ピッコラーレも賛同団体として現場の声を届けるため、副代表 土屋が提出および記者会見の場に出席しました。


<記者会見での発言概要>

・ピッコラーレが運営する妊娠葛藤相談窓口「にんしんSOS東京」に寄せられた9,406人からの相談のうち、緊急避妊薬(アフターピル)に関する相談は1,104人(全体の約12%)であること ※2015年12月〜2023年11月27日 速報値

・「アフターピルを飲みたいと思ったけれど、高くて飲めなかった」「病院を受診するには保険証が必要だと思っていた」「部活があって、終わると遅くて、近くに産婦人科がないから診察の時間に間に合わなくて、飲めなかった」といった声が届いていること

など相談の現状をお伝えし、緊急避妊薬(アフターピル)を必要とするすべての人が安心して、適切・安全・確実に緊急避妊薬を入手し、できるだけ早く内服できるように、迅速かつ全面的な緊急避妊薬のOTC化を訴えました。


要望書の詳細等については、「緊急避妊薬の薬局での入手を実現する市民プロジェクト」のホームページにてご確認ください。