2023年1月23日に開催された院内勉強会「〜締め切り1月31日! 緊急避妊薬OTC化パブリックコメント〜私たちの声を届けよう!」(主催:緊急避妊薬の薬局での入手を実現する市民プロジェクト)に代表中島が参加し、リレートークで現場の声をお伝えしました。
<リレートークの発言概要>
ピッコラーレが団体として提出したパブリックコメントをもとに、
・「ピッコラーレ 」が運営する妊娠葛藤相談窓口「にんしんSOS東京」には、緊急避妊薬に関する相談や避妊に失敗したかもしれない、といった相談が数多く寄せられていること
・緊急避妊薬が妊娠を防ぐことができる手段であることを知り、今の自分にそれが必要だとわかっているにもかかわらず、緊急避妊薬への物理的ハードルの高さ(病院受診・価格等の壁)によってそれを選択することができず、妊娠を継続し、出産のぎりぎりになって窓口につながるといった女性と何人も出会ってきたこと
・児童虐待死で最も多い、0ヶ月0日死亡の背景に、10代の思いがけない妊娠があ ることが報告されており、若年の思いがけない妊娠を防ぎたいと思うなら、どこに住んでいても必要な時に、いつでも緊急避妊薬を手に 入れられる環境を用意することに取り組む必要があること
など、緊急避妊薬のアクセスに関するドイツ等海外の状況もお伝えしながら、「緊急避妊薬が誰のための薬なのか」しっかりと考え、早急な緊急避妊薬のOTC化の実現を求める旨訴えました。
パブリックコメント(パブコメ)は、私たちの声を直接、国や政府に伝えられる機会です。緊急避妊薬のOTC化が速やかに実現されるよう、皆さまもぜひご記入をご検討ください。
本件に関するパブコメを書く際に参考になる情報を、#緊急避妊薬を薬局でプロジェクト がわかりやすくまとめて公開してくれています。ぜひアクセスしてみてください!
◆パブリックコメント記入リンクはこちら(2023年1月31日まで)
◆ 緊急避妊薬パブコメ関連リンク:https://lit.link/en/kinkyuhinin