**イベントレポート**
思いがけない妊娠相談事例から学ぶセミナー2020をオンラインで実施!
〜たくさんの参加者、そして相談員希望が続々と〜

2019年の開始以来、毎年開催してきた研修事業「思いがけない妊娠相談事例から学ぶセミナー」。今年はコロナ禍とあって開催があやぶまれましたが、オンラインを併用することで、むしろ参加定員枠を広げることができ、ピッコラーレの新規相談員につながる結果を得ることができました。

感染拡大とオンライン開催
当初から9〜11月開催を予定しておりましたが、一度感染拡大が落ち着いた時期とはいえ、開催については慎重に検討し、オンライン開催の可能性も追記しての募集開始。募集開始と同時に、申込みが殺到。当初予定していた定員は瞬く間にいっぱいになりキャンセル待ちが続出。オンラインでの開催と共に、定員増の検討に迫られました。

内容的にも、また新規相談員の研修を兼ねるという意味でも、顔を合せて開催できないことへの不安もありましたが、感染状況からすると、オンライン開催に取組む以外ありませんでした。講義形式のものはあまり問題はありませんが、グループワークを重視、体験型の内容も加えてきた研修だけに、多くの検討と工夫を要しました。

研修A 会場とオンライン併用で!
研修Aは、参加者人数の倍以上の広い会場を用意、換気や検温、消毒の確認をし、マスク着用と体調の管理を呼びかけて開催しました。新しくプログラムに入れた専門家の講座では、林伸彦先生(産科医)と馬場望先生(弁護士)にご登壇いただき、ピッコラーレ相談支援員にとっても学びになる充実した内容でした。

会場参加者の感想には、「本当に実りある研修でした。生で聞けた事も熱気が感じられてる、さらにモチベーションがあがりました。」といった感想がある一方で、オンライン参加者からは、「仕方ないのですが、長時間で、集中力を保つのが、大変でした。」といった感想も。それでも、参加者の満足度は高く、多くの方が5段階評価に対して4〜5の評価をつけていただきました。オンラインとの併用が技術的に追いつかない面もあり、視聴しにくい状況も…これらは次回以降の課題となりました。

研修B オンラインで体験型グループワーク!
研修Bについては、全てオンラインで開催することを決断。2日間のプログラムの多くをさいている体験型グループワークをどのように進めるかを、一つ一つ検討するところからのスタートでした。オンラインに慣れていない参加者向けには事前講習も。当日は、会場でのコミュニケーションがないため、参加者の意気込みなどが伝わらず、また、こちらの思いがうまく伝わっているのかといった不安もありながら2日間のオンライン研修が終わりました。


研修後アンケートでは、「内容が濃く、本当に皆さんが丁寧に作られた研修だということが大変よく伝わってくる内容でした。」「講義によるインプットとグループワークによるアウトプットを組み合わせ、効果的に学修することができた。」「いろんな立場の方と意見交換ができたことが良かった。」といったうれしい感想をたくさんいただきました。参加者満足度も非常に高く、オンライン開催に挑戦してよかったと思います。

 

 

相談支援員11名誕生!
結果的に、参加者人数は大幅に増え、ABそれぞれ75名、49名。地方で相談業務にあたられている方が研修として参加くださったり、これから立ちあげるべく参加くださったりしている方もいて、この研修が、にんしんSOS窓口の種まきにもなっていることを実感しました。

そして特筆すべきは、今回11名ものピッコラーレ新規相談支援員が誕生しつつあること! 私たちの相談窓口も相談が増え、同行支援を要するケースも増えています。こうして仲間たちが増えてくれることが、今回の研修での一番の収穫です。

今後、内容やオンラインでの開催については、まだまだブラッシュアップを重ねようとしているところです。ただ、今回必要に迫られて取り組んだオンラインでの研修が、多くの可能性を示してくれたことで、メンバーの思いはますますふくらんでいます。来年度以降の研修事業にも乞うご期待!


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