クラウドファンディングに挑戦中!
〜 居場所を失った若年妊婦に「いつでもおいで」と言えるHOMEを 〜
目標金額:500万円(プロジェクト期間 2020年3月30日〜5月29日)
▶ https://readyfor.jp/projects/phome2020
ここ数日、政府は「家にいてください」、そう呼びかけています。
社会全体が「家にいよう」、そう声を掛け合っています。
そんな中で「家」と呼ぶことができる、安全で安心な居場所にいられない人たちがいます。
あるいは、安全ではない「家」に留まらざるをえず耐えている方も。
想像してもらえたら嬉しいです。
妊娠を誰にも言えず、インターネットカフェや知人宅を転々としながら、日雇いバイトで生活を繋ぐ妊婦たちのことを。
活動を初めてまもない頃、衣食住が得られずたった一人で知人宅を漂流している若年妊婦と出会いました。
その後も、妊娠したことを家族に隠し深夜に家を抜け出して連絡をしてきてた妊婦、ネットカフェから相談してくれた臨月間近の妊婦もいました。
「にんしんに関する全ての「困った」「どうしよう」に寄り添います、
そんなミッションを掲げている私たちだけれど、実際には彼女たちの必死のSOSをキャッチできたとしても
「もう大丈夫」と伝えられるような繋ぎ先を見つけられず、再び漂流させてしまう、そんなことも経験しました。
「いつでもおいで」と言える場所を作ろう。
そう決めて、これまで準備してきたプロジェクトがようやく本格始動できることになりました。
社会や家族との間で安心できる繋がりを持たず、居場所を転々としながら生き抜いてきた若年妊婦に、
「いつでもおいで」と言える場所を、
そしてこれからの暮らしをともに考えるための拠点となる場所を、
何かあったらいつでも戻ってくることができる場所を、
これまでもずっと協働してきた心強い仲間である認定NPO法人PIECESの皆さんと、
そしてこれまで出会った多くの仲間たちと一緒に作るプロジェクト、それが「project HOME」です。
今はきっと新型コロナウイルスの広がりにより不安な気持ちで過ごしていらっしゃる方も多いかと思います。
少しでも早く皆さんやみなさんの家族や友人がどうか穏やかな時間を過ごすことができますように。
そして本格始動する「project HOME」を訪れる若年妊婦の穏やかな時間を一緒に作ってくださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
特定非営利活動法人ピッコラーレ
代表理事 中島かおり
HOMEのない妊婦のためのproject HOME スペシャルサイトへ:https://home.piccolare.org/